VISION OF REDBARON

チェーン化の目的は

もうひとつ、同社の商法でユニークなのは、全国的に連携店(チェーン)を持つということ。

チェーン化の目的は イメージというのは、オートバイはアウトドア用の移動商品だから、ユーザーがツーリングでよその地域に行ったり転勤した時などに、よその地域でも同じサービスが受けられなければならないはず───という社長の哲学から。

だから同社では、工賃、登録料、金利、クレームの範囲など営業上必要なレート、法律的なものを、印刷物も含めて公表しておき、お客さんに明示している。
「全国どの店でも基準を統一し、精神的にはその地区でのマーケット・リーダーになりたい。
その地区、その地区の特殊性もいれながら、一番店になっていくつもりです」(杉浦社長)。

このチェーン網には、直営店とチェーン店とがあり、現在直営店は、名古屋空港、浜松、富士、東京大田店など10店、チェーン店は静岡、福岡など8店があるが、ことし中にはさらに11店ほど店がふえる予定という。

これらの店は、現在の社員が直接店長になる場合もあるし、現に店を開業している人がヤマハACに店を買いとってもらい、その人が店の責任者になるケースもある。
いずれにせよ、ヤマハACの経営政策に賛同し、共にやっていこうという気のある人に限られるのは当然だ。

チェーン店は、一般にフランチャイズ・チェーン(FC)と呼ばれる方式をとるが、すしのネタとか牛ドンの肉・米など、売る商品そのものは提供せず(むろん供給しあうことはある)、マーケティングの調査、商品知識、経営ノウハウなどを提供するという方式。

たとえば一軒の店でコンピューターを使ったり、メカニックを養成したり、外国との貿易を行う───といったら、たいへんな資本投下が必要。それを1カ所で集中してやろう、そしてその[共同開発費]はみんなで分担しよう、という考えなのだ。
むろん、必要であれば資金の援助もすることがある。

連携店を増やすのは、先にもいったように、お客さんがよその地域に行ったばあいのサービスを補完し、それがすなわちお客の楽しさ、夢を広げることになるのと、業界としてのレベルを統一するということが目的。

各店では、チェーン化によって、コントロールできる商品がケタはずれに多くなってくる。
各店の在庫は毎日、本部に報告され、その情報はコンピューターにおさめられて、そのリストはマイクロ・フィルムに転写されて各店に送られるから、チェーン全体の在庫がたちどころにわかる仕組みになっている。
「新車と違って中古車はたった1台しかないから、そこに早い情報の必要があるわけです」(社長)。

今後はさらに直営店を28店、チェーン店を150店にし、全国的には178店の大型店舗で展開しようという構想だ。
これだと、30Kmに1軒ごとのサービス網があることになるという。

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